AGA治療する?育毛剤で様子を見る?治療法と毎月の費用を比較

AGA治療を始める前に確認したい副作用と注意点

AGA治療は継続する期間が長くなりやすいため、費用だけでなく、副作用や薬の承認状況、自分が治療対象に当てはまるかを確認してから始めることが重要です。

フィナステリドには副作用と使用条件がある

フィナステリドでは、性欲低下や勃起機能不全などの性機能に関する副作用、肝機能障害などが報告されています。PMDAの添付文書では、男性型脱毛症のみが適応で、20歳未満では安全性・有効性が確立されておらず、女性への適応もありません。

また、妊婦または妊娠している可能性のある女性はフィナステリドを使用できず、破損・粉砕した錠剤にも触れないよう注意が必要です。服用中に気になる体調変化があれば、処方した医師へ相談します。

デュタステリドも医師の管理下で使用する

デュタステリドも処方薬であり、性機能に関する症状などの副作用が起こる可能性があります。治療開始前には持病や服用中の薬を医師へ伝え、処方を受けられる状態か確認する必要があります。

フィナステリドとデュタステリドはどちらもAGA治療で使われますが、自分で同時に使用したり、個人輸入した薬へ切り替えたりすることは避け、医師の指示に従います。

ミノキシジルは外用と内服を区別する

AGA治療を比較するときに特に注意したいのがミノキシジルです。国内ではミノキシジル外用剤が発毛剤として承認されており、日本皮膚科学会のガイドラインでも外用は推奨度Aです。

一方、ミノキシジルの内服は国内でAGA治療薬として承認されておらず、同ガイドラインでは内服を行うべきではないとして推奨度Dに位置付けています。AGAクリニックのプランにミノキシジル内服が含まれている場合は、未承認薬であることや想定されるリスクについて説明を受けたうえで判断する必要があります。

安さだけでなく数か月後も続けられる内容を選ぶ

AGA治療は、月額料金の安さだけで決めるより、「何の薬を使うのか」「その薬は自分の目的に合っているか」「半年程度続けても負担にならないか」を確認して選ぶことが重要です。

育毛剤で頭皮ケアを続ける、市販のミノキシジル発毛剤を検討する、医療機関でAGAかどうか診断を受けるという選択肢は、それぞれ目的が異なります。生え際や頭頂部の変化が続いている場合は、育毛剤だけを長期間試し続けるのではなく、一度原因を確認してから対策を決める方法もあります。

医療機関を比較するときは、フィナステリドやデュタステリドなどの処方内容、国内承認の有無、診察料・検査料・送料を含めた総額、定期契約の条件まで確認し、自分が無理なく継続できる治療内容を選びましょう。

<参考サイト> 日本皮膚科学会 / 医薬品医療機器総合機構(PMDA) / 大正製薬 リアップ公式ブランドサイト / クリニックフォア / DMMオンラインクリニック / AGAスキンクリニック