
助成金を使う外壁塗装の申請から業者選びまで
外壁塗装で助成金を利用する場合は、業者と契約して工事を始めてから制度を探すのではなく、施工前に利用条件を確認することが基本です。交付決定前の着工を対象外とする制度もあるため、順序を間違えないことが重要です。
最初に自治体の制度を確認する
まず市区町村の住宅、建築、環境、商工などの担当部署や、住宅リフォーム推進協議会の地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイトを確認します。「外壁塗装」という名称の制度がなくても、住宅改修や省エネルギー対策の中に対象工事が含まれる場合があります。
確認する項目は、対象住宅、申請者、対象工事、対象となる施工業者、最低工事金額、補助率、上限額、申請期間、着工可能時期などです。予算額に到達すると受付を終了する制度もあるため、年度内ならいつでも利用できるとは限りません。
条件を確認してから複数社へ見積もりを依頼する
制度の概要が分かったら、条件をそろえて複数社へ現地調査と見積もりを依頼します。一括査定を利用する場合も、助成金の利用予定を伝え、自治体が指定する施工業者要件を満たしているかを確認します。
見積書では施工面積、塗料の商品や仕様、工程、数量、単価などを確認します。金額に大きな差がある場合は、値段だけで判断せず、下地補修やシーリング、付帯部、足場など、含まれている工事の違いを確認するとよいでしょう。
交付決定と着工の順序を守る
助成制度によって必要書類は異なりますが、申請書のほか、見積書、工事内容が分かる資料、施工前写真、住宅や申請者に関する書類などを求められる場合があります。工事業者が書類作成に協力できるかも事前に確認しておくと手続きを進めやすくなります。
申請後は、自治体から交付決定など必要な通知を受けてから着工します。工事完了後には施工後写真、領収書、完了報告書などの提出が必要になる場合があります。契約後に工事内容を変更すると補助額へ影響することもあるため、変更が生じたときは制度の窓口へ確認することが大切です。
最後に、「助成金が使える」という説明だけで契約を決めないために知っておきたい注意点を確認します。