預金の一部を電力会社株へ投資する考え方
電力会社株は、発電や電力販売、送配電などに関係する企業の株式です。電力という身近なサービスを扱うため事業内容を理解しやすい一方、燃料価格や政策など、電力業界特有の要因にも左右されます。
生活に欠かせない事業へ投資できる
家庭の照明や冷暖房だけでなく、工場、店舗、病院、鉄道、通信設備などにも電力が必要です。社会のデジタル化が進んでも、電力供給の重要性がなくなるわけではありません。
こうした社会基盤を支える事業に投資できることが、電力会社株の特徴です。ただし、「電気は必ず使われる」という理由だけで銘柄を選ぶのは十分ではありません。同じ電力会社でも、発電設備、供給地域、財務状況、原子力発電所の有無などが異なります。
配当金を受け取れる可能性がある
電力会社のなかには、利益の一部を配当金として株主に還元する企業があります。株式を保有し続けながら現金収入を得られる可能性があるため、配当株を探す投資家から注目されることがあります。
もっとも、配当金は預金利息のようにあらかじめ保証されたものではありません。燃料価格の高騰や設備トラブル、巨額の投資負担などで業績が悪化すれば、減配や無配になる可能性があります。現在の配当利回りだけでなく、過去の配当実績や財務状況も確認することが大切です。
株価が上昇すれば値上がり益も期待できる
購入後に電力会社株の株価が上がれば、売却によって値上がり益を得られる可能性があります。電力需要の増加、業績回復、原子力発電所の再稼働、増配などが市場で好感されると、株価が上昇することがあります。
反対に、想定より業績が悪かった場合や、再稼働計画が遅れた場合などには株価が下がります。株式投資では、預金とは異なり元本割れが起こることを理解しておかなければなりません。





